東京の都心の真ん中、中央区。
隅田川をのぞむ都心のど真ん中にあるのが「中央区立浜町公園」です。
中央区内で最大の面積を誇る、都会のオアシスです。
区民のみならず、近隣の住民の憩いの場であり、休日ともなれば親子連れで賑わいます。
都心のど真ん中にありますので、決してひたすらに広い敷地があるわけではありませんが、丁寧に手入れされた四季折々の植物が訪れる人を癒してくれます。
そして春になると、見事な桜が咲き乱れます。
近くのサラリーマンが桜の下でランチをしたり、近所の住民が子連れでピクニックを楽しんだりする姿は、春の定番です。
すぐ隣の明治座でお芝居がある日なんかは、観劇帰りのマダム達も立ち寄ります。
最近は、都心でゆっくりお花見が出来る場所も減ったためか、訪れる人は増加傾向にあります。
一足先に、そんな浜町公園のお花見事情をチェックして、開花予報が出たら、すぐ出かけられるようにしておきましょう!
Contents
浜町公園の花見の場所取りはした方がいい?
お花見の場所取りに関しては、曜日によります。
平日の昼間であれば、場所取りはまず必要ないでしょう。
レジャーシートはあった方がいいですが、ベンチなどが空いている場合もあります。
また浜町公園はスポーツセンターが併設されていて、中央区が管理しているので、区の催し物や大会がある場合は、お花見に絶好のスペースが集合場所として使用され、お花見が出来ないようになってしまう場合もあります。
場所取りをする際は、行事予定に注意しましょう。
いずれにしても、上野公園のような激戦区ではありませんし、遊具などがある幼児用のスペースでも、カジュアルに花見をする親子連れや、ママ友グループをよくみかけます。
浜町公園の花見の場所取りはマナーに気を付けて!
よほどの大人数であれば気合を入れて場所取りが必要ですが、家族単位くらいであれば、座る場所がどこにもないなんてことにはならないでしょう。
しかし、近年マナーの悪い場所取りが目立ち始めています。。。
浜町公園は、中央区が管理する公共施設です。
ブルーシートに名前(会社名)を書いて堂々と地面に貼り、一晩放置なんていう光景も見かけます。
週末は、前日からブルーシートで場所取りをしている人もみかけます。
管理事務所が発見し、あまりにひどい場合は撤去することもあるようです。
公共のスペースですので、あまりに大掛かりな場所取りは目につき、また近隣住民からの通報により撤去されてしまう場合もあります。
マナーのある場所取りは、浜町公園に限らず気を付けなくてはいけません。
★合わせて読みたい:意外と知らないかも?花見の場所取りの基本マナー |
浜町公園へのアクセス方法は?駐車場はある?
中央区立浜町公園への最寄駅は、「都営新宿線浜町駅」です。
地上へ出れば、もうそこが浜町公園です。
東京メトロ日比谷線を使う場合は「人形町駅」で下車しましょう。
浜町公園までは徒歩10分程度かかりますが、人形町商店街、甘酒横丁商店街をぶらぶら散策しながら、おいしいもの探しながら、買いながら…の道中は、お花見以上に楽しいですよ!
尚、マイカーで来る場合は、浜町公園内の駐車場を利用してくださいね。
結構、駐禁とられてます。
特に休日は、隣接するグラウンドで野球やサッカーの試合があって、遠方から車でやってくる人が多いためか、浜町公園の周りは車でいっぱいです。
浜町公園内の駐車場は100台収容可能で、料金は200円/30分です。
都心の割にリーズナブルなお値段です。
もちろん、お酒が入る場合は必ず公共交通機関を利用しましょう!
浜町公園でバーベキューはできる?桜のライトアップあはる?
浜町公園には、隅田川沿いのテラスにバーベキュー施設があります。
桜の木の真下ではありませんが、もちろん浜町公園の桜を見ながらバーベキューができます。
1年を通して、お天気のいい週末にはバーベキューの美味しそうな匂いが漂っていますよ。
この施設は、一般市民なら誰でも無料で使うことができます。
ただし、予約が必要です。
しかも、気候のいい季節、お花見シーズンなどは予約が殺到して抽選となります。
浜町公園の現地事務所が管理しているので、こちらより問い合わせてみてください。
しかし、抽選で取ってしまえば、花見の場所取りをしに来る必要はなく、当日時間までに材料を持って集合すればいいだけですから、安心ですね。
会社の親睦会などで利用する人も多く、お肉を焼きながら、桜を愛でながらのコミュニケーションは、会話も弾みます。
知人はよく利用していますが、2回に1回は当選するそうです。
花見シーズンは、桜を見ながらのバーベキューもお勧めですよ!
ちなみに夜のライトアップは、「花見用」としてはありません。
街灯レベルのライトアップのみある…といった感じです。
夜の花見となるとお酒も入り騒がしくなりがち。
浜町公園の周りは住宅が多いので、近隣の住民に迷惑がかかるからだと思われます。
また、夜間の花見による騒音対策などで、警察官の姿もこのシーズンはよく見かけます。
夜の花見はしない方が無難でしょう。
浜町公園にトイレはある?赤ちゃん連れや車いすでも利用できる?
中央区民憩いの場である浜町公園は、小さいお子さんからお年寄りまでが利用できるやさしさに満ち溢れています。
公園内にはトイレがあり、夜間も利用できます。
しかし、外のトイレは寒くて衛生上少し不安な方は、公園内にあるスポーツセンターへ行きましょう。
バリアフリーの館内は、お手洗いも清潔で、おむつ替えスペースもあります。
車いすの方が利用できる多目的トイレも完備。
さすが、区立の施設です。
加えて、幼児専用のプレイルームもあります。
お花見シーズンは寒かったりするので、小さなお子さんは長時間外で遊ぶのはつらい時もあります。
そんな時は、幼児用プレイルームで、絵本を読んだり、遊具で遊んだりしましょう。
幼児用のプレイルームには、小さい子専用のトイレもあります。
スポーツセンターの中には自動販売機だけでなく、レストランも併設されています。
大変充実した施設なので、何か困ったことがあったら、スポーツセンターの受付に聞いてみてください^^
その他にも、公園の桜が咲き乱れる正面入り口から奥に入ると、子供が楽しめる遊具がたっぷりある広場や、健康遊具が並ぶスペースも。
休日になると少年野球やサッカーチームが試合をするグラウンドもあります。
このグランドでは、毎年夏に中央区最大の夏まつりも行われています。
浜町公園近くで桜以外に楽しめるところはある?
浜町公園のお隣は、かの有名な明治座です。
観劇に訪れるお客さんのために、人形町駅からの道中にはグルメな有名店が軒を連ねます。
まずはお花見のお供にもなりそうなお店をチェックしてみましょう!
地元民である私のおススメは下記の通りです。
- 鯛焼き柳屋
- 人形町今半(すき焼き弁当、コロッケ、メンチカツ、肉まん他)
- 高級上方鮨専門店「関山」
- 人形町「志乃多寿司」総本店
- ブラザーズ人形町本店(ハンバーガー)
- 鳥忠(焼き鳥、卵焼き)
- 人形焼本舗板倉屋
- ほうじ茶専門店森乃園(ほうじ茶アイス)
- 豆腐料理双葉(甘酒)
- 人形町草加屋(手焼きせんべい)
- 玉英堂彦九郎(どら焼き、和菓子)
お弁当からデザートまで、お酒のあてになるようなものもすべて人形町駅からの道中でそろいます。
しかも、誰でも一度はグルメ情報番組などで目にしたことがある逸品ぞろいです。
お花見に欠かせない美味しいものの数々。
ぜひ一緒に楽しみたいですね!
迷ってるうちにお花見の時間を逃さないように、下調べをしっかりして行きましょう。
気を付けて頂きたいのが、基本的にビジネス街ですから、浜町公園を出てしまうと、レジャー関係には乏しくなってしまうのが現状です。
花見以外に遊べるところを探すのであれば、公園内で完結させるようにしましょう。
公園内の遊具を利用したり、スポーツセンター内の設備を利用してレジャーを楽しんでください。
スポーツセンター内には、料金がかかりますが、温水プールやゴルフ練習場、トレーニングジムがあります。
また、事前に予約すれば卓球場なども使えますよ!(詳しくはこちら)
浜町公園の桜の見ごろはいつ頃?
最後に浜町公園の桜の見ごろをお知らせします。
浜町公園、桜の見ごろですが、ざっくり言うと、「卒業式が終わるころから入学式が始まるまで」です。
例年、3月20日頃に咲き始め、3月末ごろに満開を迎えます。
だいたい、東京の開花・満開予想と同じですね。
新入社員が、満開の桜の下でランチをする姿をよく見かけます^^
ただ、浜町公園は、隅田川のテラス沿いにあり、浜風というビル風のつよいエリアでもありますので、散り始めるとあっという間です。
しかし、中央区最大の面積を誇る公園ですので、桜だけではなく、四季を通して様々な草花が咲き乱れます。
公園内を散策して、桜以外の美しい草花も楽しんでくださいね。
まとめ
中央区立浜町公園、いかがですか?
緑が多いこの公園は、お花見シーズンはもとより、年間通して気候のいい日はピクニックを楽しむ人々でにぎわいます。
グルメ満載の土地柄もあって、見るもよし!食べるもよし!
ただ、大量の飲酒を伴うバカ騒ぎはやめた方がいいですね。
管理事務所から直ちに近くの久松警察署へ電話が入ります。
普段のなんでもない日でも、浜町公園の周りにはパトロール中の警官がちらほら。
ですので、小さなお子さん連れのご家族も安心して楽しめますし、安全かつ健康的に、日本の四季を楽しみたい皆さんにも、もってこいの施設です。
素敵なお花見をしてくださいね!