クリスマスのプレゼントを届けてくれるのはサンタクロース。
お子さんの年齢が小さなうちは、サンタクロースを信じてお手紙を書いたりすることも多いでしょう。
しかし、お子さんがだんだん大きくなってくると、次第にサンタクロースの存在を怪しむようになってきます。
多くの子供は、何歳くらいまでサンタクロースを信じていて、何をきっかけにサンタクロースの存在を疑い始めるのでしょうか?
また、お子さんがサンタクロースを疑い始めた時、パパママは子供を傷つけないように、どのように対処するべきか。
誰でも親になればいつかは悩むであろうこの2点についてみていきましょう!
サンタクロースからのプレゼントは何歳まであげる?
サンタクロースからのプレゼントを何歳まで渡すかは、各家庭によって様々で、お子さんがサンタクロースを信じているか、いないかによって大きく差が出ます。
一般的には14歳~15歳までというご家庭が多く、つまりは中学生まではサンタクロースからのプレゼントを渡しているということになります。
次いで、10歳~11歳まで渡すという声も多く聞かれます。
この年齢は、お子さんがサンタクロースは本当にいるのか?という疑問を持ち始める時期になります。
それまでは純粋にサンタクロースの存在を信じていたお子さんが、疑いを持ち始めたのをきっかけに、サンタクロースからのプレゼントをやめるご家庭も少なくありません。
サンタクロースは何歳まで信じる子が多い?
ベネッセの年少~中3の子供を持つ保護者を対象とした「サンタさん」は何歳まで? サンタクロース&クリスマスの最新事情というアンケート結果を見ると、10歳~11歳の小学5年生までのお子さんの半数以上がサンタクロースを信じているという結果が出ています。
3歳~5歳の幼稚園の年少・年中位のお子さんであれば、100%サンタクロースの存在を信じています。
また、6歳~8歳の年長、小学1年生でも90%以上のお子さんがサンタクロースを信じています。
成長とともに徐々にその数は減っています。
11歳~12歳の小学6年齢になると、信じているというお子さんよりも、信じていないお子さんの方が数を上回っています。
お子さんが年齢と共に徐々にサンタクロースを信じなくなるのに対し、パパママの想いとしては、「夢を大切にして欲しいから中学生までは信じていて欲しい」と思う方も多くいます。
ちなみに!
我が家の5歳の息子はサンタクロースを信じています。
毎年、パパがサンタクロースに変装して、プレゼントを持ってやってきますが、パパだとは気が付かずに緊張した面持ちでプレゼントを受け取っています。
サンタクロースが帰った後で、サンタクロースの様子を聞くと、「ひげの生えたおじいちゃんだった」と、まさかパパだとは思っていない様子( ´艸`)
幼稚園でも園長先生扮するサンタクロースを本物だと思っているようで、「サンタクロースが来た!」と興奮して話してくれます。
幼稚園のお友達の中には、「あれは園長先生だ」と言う子もいるようですが、それでも純粋にサンタクロースを信じている我が子。
その純粋な心と、夢をいつまでも大切にして欲しいとクリスマスが来るたびに思っています。
サンタクロースの正体が親だとバレたらどうする?
お子さんにサンタクロースの正体を聞かれた時には、正直にサンタクロースがいないことを話してあげましょう。
パパママからわざわざサンタクロースはいないと話す必要はないです。
お子さんに「サンタクロースは本当にいるの?」と聞かれる時が、いつかは来るので、そのタイミングで真実を明かしてあげましょう。
ただし、年齢にもよりますが、お子さんにサンタクロースの正体を話す時に、「サンタクロースはパパママである」とストレートに伝えるのは、夢を壊してしまうだけです。
では、どのように話せばいいか…
例えば!
「サンタクロースはクリスマスの日に1人で世界中の子ども達にプレゼントを届けなければならず、忙しいのでパパママが代わりにプレゼントを渡している」
このような伝え方をすると、お子さんの夢も壊さず、パパママがプレゼントを渡していることを伝えることができるでしょう。
調査の結果では小学5年生まではサンタクロースを信じているというお子さんが多くなりますが、小学生に入る前からサンタクロースを信じていないというお子さんもいます。
幼稚園や学校に通うようになれば、周りのお子さんに影響されることがあります。
周りのお友達がサンタクロースはいないという話をしているとします。
その話を耳にした時、お子さんは疑問に思い、疑い始めます。
そして、パパママにサンタクロースは本当にいるのかを確認しにやってくるでしょう。
それが最も多いのが小学5年生前後の年代になるのです。
また、実際にパパママがプレゼントを運んでいるのを見かけてしまったというお子さんも。
目撃してしまったのであれば、いくら小さな子どもとは言え、サンタクロースが親であることに気が付くでしょう。
その時、下手に誤魔化すよりも、きちんとお子さんに本当のことを話してあげましょう。
サンタクロースの存在を疑うということは、それだけお子さんが成長しているということですから。
まとめ
日本では小学5年生くらいまではサンタクロースの存在を信じている子供が多いです。
しかし、お子さんが成長すれば、いつかサンタクロースがいないのでは?と疑い始める時期がきます。
そんな時には正直にサンタクロースの正体を話してあげましょう。
しかし、お子さんの夢を壊さないために、
「サンタクロースに頼まれて代わりにパパママがプレゼントを渡している」
など、伝え方は工夫してみると良いでしょう。
その後は、パパママも頭を悩ませることがありませんし、堂々とプレゼントを渡すことができます。
たとえサンタクロースを卒業しても、楽しいクリスマスを過ごせるといいですね!