大学受験を巡って親子喧嘩勃発!口出しはダメ?親がすべき仕事とは

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大学受験

大学全入時代(大学進学を希望する学生が、必ずどこかの大学に進学できる時代)と言われて久しい日本。

果たしてそれで良いのかどうかは別として、まだまだ学歴社会の日本ではやはり「最終学歴」となる大学は人生の要なのかもしれません。

 

いずれ大学進学をするであろう中学生の二人の子供をもつ私ですが、数年前、2人の子どもを大学に進学させた義姉夫婦の例を参考に、大学進学に親はどうかかわるべきか考えてみたいと思います。

 

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大学受験のことで親子喧嘩はよくあること?

思い返せば、『大学受験』という言葉がチラチラし始めたころ、いや、もっと遡れば甥っ子が高校に入ったころから、義姉夫婦と甥っ子の親子喧嘩はしょっちゅう発生していました

 

早くに結婚し、すでに大学受験の子供を持つ友人からもそんな話は聞いていたし、「まあよくあることなんだろうな」という感じでした。

 

当事者ではないので、親子喧嘩の現場を見ているわけではありませんが、話を聞く限り、母親(あるいは父親)が一方的にその価値観を押し付けているように見えました

 

具体的には、やる気がなくて遊んでばかりでちっとも勉強しないと愚痴ったり、子どもたちが選択した大学や学部に関して文句を言うなどです。

 

前者はともかく、後者に関しては、私もはた聞いていて義姉の性格を疑うほどでした。

 

「○○大学なんて超三流じゃないの!行ったって仕方ないわ。」

とか、

「就職では理系が有利なのに、文学部なんて行く価値がない。」

はたまた、

「私とパパの子供なのに、どうしてそんなところしか狙えないの?」

などなど。

 

これでは、「叱咤激励」の叱咤ではなく、悪質な嫌味ですね。

 

ちなみに義姉は名門と言われた有名私大を、義兄は東京の超有名私大を卒業しています。

 

私は教育業界で長く働いているので、義姉がいう事が全てとは言わないまでも、多くが時代の流れの中で古い考え方・情報になっていることを知っています。

 

しかも、何かにつけて就職就職と言いますが、今や東大は官僚への窓口でもないし、有名大学でなければ大手企業への就職は無理な時代でもないのです。

東大を卒業して、ベンチャーに就職(あるいは在学中に起業)したり、国内大手ではなく、外資系のコンサルを目指したりする学生も多く、むしろメジャーになってきています。

 

義姉のように、40代以上の大人が誰でも知っているような大手の国内企業だけが、良い就職先・良い会社ではなくなっている時代です。

 

進学先にも口をだし、決めたら決めたでお金がかかるとぼやく義姉でしたが、見れば見るほど、甥っ子可哀想でした。

「じゃあどうすればいいんだよ」と。

突き詰めると、「俺が偏差値低いから悪いんだろ!」ということになり、甥っ子は前向きに、自分の人生を考えられなくなっていくような気がしました。

 

自己認知』という言葉をよく聞きますが、自分を認めてあげる力というものは、自分から湧き出てくるものです。

その根源となっているのは親の愛情

愛情のはき違えは、子供からその力を奪うだけなのです。

 

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大学受験に親はどこまで口出しするべき?

私は、小学生や中学生ではない、18歳の成人を迎える大人が選ぶ人生の道に、

親が口を出すのは得策ではないと考えます。

 

大学進学には、たとえ国立に行ったとしてもそれなりのお金がかかります。

地方から都会の大学を受験するなら、下宿費用なども必要となるので、尚更です。

 

親としては失敗できない「投資」かもしれません。

ですから、18歳の大人に対し、物理的な条件は言い渡すべきです。

 

自分の家の経済状態をつまびらかにして、国立を目指してほしい(私立の学費は出せない)。

下宿して大学へ通うなら、生活費はアルバイトで賄うようにしてほしい。

私立へ進学するなら、学費の安い文系しか無理だ。

などなど。

 

ネットで簡単に学費や生活費にいくら必要なのかは分かる時代です。

将来を見据えて進学を考える18歳ならば、そのくらいのことはして当然。

それでも、その条件が飲めない場合は、彼らなりに教師に相談したりするでしょう。

むしろ、そういう行動をとらせなければだめなのです。

 

そして。

子供が相談してきたら、それには「一人の大人として」応じるべきでしょう。

私たちの時代とは違うから一緒に考えよう」と向かい合うべきなのです。

 

大学受験において親がすべき仕事とは

一口に言えば、「見守るだけ」です。

 

子供は、昔の価値観を後生大事にし、あまり人の話も聞かず、年齢的にも頑固になってきている頭の固い親ではなく、進路指導の先生や友達、時には塾の先生と話をし、自分なりに考えます。

学校にもよりますが、高校の進路指導に先生方はかなり一生懸命です。

 

親は、進学を許可するか否かも含め、親なりのスタンス、条件を明示して、あとは見守るだけです。

 

そして、進学したい大学を子どもが伝えてきたら、必ずその理由を聞くことです。

その理由に親が納得できれば、「応援する立場」となればいいのです。

 

応援する。

体調を気遣い、時に夜食などを提供し、励ましの言葉をかけるのです。

事務的に、親の協力が必要なことも出てくるので、そんな時は喜んで手伝う。

 

親のそんな愛情を、鬱陶しく思う子供はいません。

むしろ、自分のために色々考えてくれる親をありがたいと思い、そんな親のためにも頑張ろうと力が入るはずです。

 

まとめ

甥っ子はその後、なんとか大学に進学しました。

甥っ子自身が、自分でゴリ押しで決めた大学でしたが、義姉は最後まで喜びませんでした。

義姉にはお祝いを渡しましたが、ひとこと「祝ってもらうほどの大学じゃないのよね」と。

 

そして、2年後、甥っ子はその大学を辞めました。

そりゃそうですよね、そんな母の態度を見ていたらモチベーションもなくなります。

 

本当のところは当人同士にしかわかりませんが、私から見て親子関係は好ましくないです。

そして、今や私も親の立場ですが、義姉のような母親にはなるまいと思い、我が子の受験の時は反面教師として参考にしようと思いました。

 

子供の大学受験は、子供の問題です。

子供の人生は親の人生ではありません

親が自分の過去の反省や、願望を子どもに投影したところで、それは子供には関係のない話なのです。

 

限りない未来輝く子どもの人生を、親だからという理由だけで過度に干渉し、捻じ曲げてはいけないのです。

 

お子さんと良い距離感を保ち、お子さん自信が納得できる大学を受験できることを願います。

 

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