小さなころ貰ったプレゼントって特別ですよね。
私は子供の頃に、クリスマス会のプレゼント交換で当たったボールペンとレターセット、今でも覚えています^^
でも、いざ親の立場になると本当に困りますよね。
子どもが喜ぶものを買わなくちゃいけないのに、定められた金額は500円とか…
「たった500円で何が買えるの?!」
なんて思ったことのあるママさん、多いのではないでしょうか。
中には適当なものが当たって、子どもががっかりしたという人も少なくないですよね。
そこで今回は、プレゼント交換についてお話していこうと思います!
プレゼント交換の中身にがっかりしたことある?
プレゼント交換で回ってきたものは誰が選んだものか分からないものなので、周りには言えませんが、がっかりした人って意外と多いんです。
明らかに100均のものだったり、予算以下のものだったり…
確かに値段の下限がきめられていることは稀ですが、上限近くでプレゼントを用意したのにタダ同然のものが当たったらショックですよね。
大人でさえそう思うのですから、子どもからしたらもっとショックだと思います。
でも、もしかしたら知らず知らずのうちに、誰かをがっかりさせているかもしれない…
貰ってがっかりするプレゼントってどんなものがあるのか、気になる方のために「がっかりプレゼント」をいくつか紹介していこうと思います。
1.100均に売っているものの詰め合わせ
最近の100円均一ショップは可愛らしいものもたくさんありますが、おもちゃやシールは壊れやすかったり小さかったり、値段相応の作りです。
しかも値段が値段なだけに、既に持っている可能性だって高いですよね。
我が子も100円ショップに行くと必ずおもちゃを一つ買ってくれとねだってきます(笑)
普段なら100均でいいや、と思うようなものも、プレゼントでは貰いたくないという人が多くいました。
2.家の押し入れに眠っていたであろう物
出来る限り予算を抑えたい気持ちは分かりますが、相手が要らないものを貰っても嬉しくないですよね。
箱が薄汚れている知らないキャラクターの置物や、何かのノベルティーだったり…
分からないだろうと思っていても、実際はバレているかもしれませんよ。
3.男女で好みが別れるもの
男女混合のプレゼント交換なのに、仮面ライダーなどのキャラクターが描かれている物が当たったという人もいました。
女の子でもかっこいいものが好きな子はいますが、男の子がリボンや可愛らしい髪留めを貰っても普段は使えません。
今は男女別でプレゼント交換されることの方が少ないので、男女差が大きいものは選ばないほうが無難でしょうね。
プレゼント交換の予算が500円の時ってどんなものが良い?
じゃあ、予算内でがっかりしないプレゼントって何があるの?と、思った人もいるのではないでしょうか。
最近は安くてかわいいものって結構あるんですよ!
今回はよく子ども会などで設定される予算500円内で買えるものをご紹介します。
1.海外のおもちゃ
輸入おもちゃって意外と安いのをご存知ですか?
Amazonなどの通販サイトを使えば誰でも簡単に購入できます。
トイザらスでも、500円くらいのおもちゃって結構あるので、通販が苦手な方は是非 覗いてみてください。
ただ、物によっては壊れやすかったりするので要注意です!
2.何個あっても困らない実用品
誰に当たるか分からない場合、その子が何を持っているかなんて把握しきれません。
既に持っている物と被ることも考慮して、何個あっても困らない物を選ぶのはオススメです!
例えば、小麦や米粉で出来ているカラフルな粘土は何個あってもいいですよね。
持っていない子に当たったとしても、開けてすぐに遊べます。
他にもお風呂で遊べるクレヨンや、バスボム、すぐに消耗してしまう鉛筆と消しゴムなど。
ただ、あまりにもシンプルなものだと子どもはがっかりしてしまうので、デザインには配慮しましょう。
3.絵本、シールブック
小中学校にはあまりウケないかもしれませんが、保育園・幼稚園の年代の子にはオススメ。
プレゼントで貰った絵本って意外と心に残るんです。
私自身、クリスマスや運動会で貰った絵本は成人した今でも、しっかりと内容を覚えているほど。
ページが取れそうになるまで読みました。
ベストセラーの絵本や話題になっている絵本は被りやすいので要注意です。
また、シールブックは「買うには高いけど、貰ったら嬉しい」と言うママさんもいました!
本屋やレンタルショップのレジ近くに置いてある小さなシールブックは、安価で可愛いものがたくさんあるので子どもの心も掴めそうですよね!
プレゼント選びのポイントとしては、小さいものをいくつか贈るより、大きいものを一つの方が子どもは喜びます。
プレゼントとして小さい袋と大きい袋があった場合、大きい方を選びたくなりませんか?
同じ500円だとしても、100円のものを5個入れるのではなく、500円のものを一つ入れましょう!
あくまでプレゼントを受け取るのは子どもたち。
ついつい親の目線で選んでしまいがちですが、子どもの目線で選ぶことが大切です。
クリスマスプレゼントにがっかりしている子供を慰めるには?
公立の学校だと、特に家庭環境は様々ですし、あまり裕福でない子が持ってきたどんぐりが当たってがっかりした…というエピソードもありました。
大人だと、
「まあ仕方ないか…」
「親に言えなかったのかな」
と思えても、子どもには関係ありません。
しかし、がっかりエピソードの中では事情は分からずとも、その場でがっかりした姿を見せずに、家に帰ってきてから涙をこぼしたという優しい子が多かったです。
もしも自分の子が落ち込んでいたら、どう慰めればいいのでしょう。
1.その子の前でがっかりしなかったことを褒める
わざとがっかりさせてやろうとプレゼントを用意する子はいないはず。
それなのに目の前でがっかりされると、当然あげた子も傷つきますよね。
まずは家に帰るまで、不満を言わずに我慢したことを存分に褒めてあげてください。
子どもに限らず、自分より人の気持ちを優先させるって、なかなか難しいことです。
2.想像させる
「誰に当たるかな、喜んでくれるといいな、って持ってきてくれたじゃないかな?」
と、その子の気持ちを想像させたり。
「これでどうやって遊ぼうか?」
と、遊び方や使い道を親子で相談してみたり。
発想力や想像力が育まれるかもしれませんし、一緒に考えることで親子の時間にもなりますよね。
もしかしたら予算以上の価値ある時間になるかも…?
3.同じ予算でプレゼントを買い足す
これには賛否両論ありましたが、がっかりした子どものためにプレゼントを買い足すという優しいママさんもいました。
他にも、ただ新しいものを買うのではなく、貰ったプレゼントをテーマにしたものや、それで遊ぶための材料を買い足したという方も。
個人的には、当たったものを無駄にせずに、買い足すのは素敵なアイデアだと感じました。
一方で、
「誰に何が当たるかわからない前提のプレゼント交換だし、買い足すのは甘いのでは?」
「がっかりも含めてプレゼント交換だ」
というママさんも多かったです。
確かに時には自分の思うようにいかない現実の厳しさを教えるには、いい機会ではあるかもしれませんね。
普段から人を気遣い我慢ばかりしてしまう子には、新しいものを買い与えてもいいと思いますし、逆に人を気遣うことが苦手な子には、「どんな気持ちでこれを用意したんだろう」と人の気持ちを考えるための良いきっかけになると思いますので、その子に応じたベストな対応を親としては考えたいところですね。
クリスマス会は子どもにとって大イベントです。
時にはがっかりすることもあるかもしれませんが、それが嫌な思い出になってしまわないように、しっかりとフォローしていきましょう。
まとめ
プレゼント交換って楽しみも大きい分、がっかりも普段の倍に感じますよね。
そんな思い出も、大人になってから振り返ると「あの子も大変だったのかな」なんて切なく感じることも…
しかしその一方で、一生心に残るような楽しいイベントになることだってあるんです!
実際、私の場合 プレゼント交換って楽しくて嬉しかった記憶しかありません。
せっかくの楽しいクリスマス会。
一人でも悲しい思いをする子がいなくなるように、せめて持っていくプレゼントには気を遣っていきたいですね。