息子が顔や服に墨汁をつけて帰って来た!
男の子を持つ親御さんならあるあるエピソードではないでしょうか。
今や高校生となった我が息子ですが、思い返せば彼が小学生の時は、墨汁や絵の具のついたワイシャツをよく洗いました…
服ならともかく、顔や手脚、時には髪の毛にまで。
学校でどんな作業をしているのかと不思議になったものです。
制服のある学校だったのですが、白いワイシャツは勘弁してと何度思ったことか(´;ω;`)
スモックも着るようですが、もちろん貫通。
今日はかつての息子と私の風景を懐かしく思い出しながら(笑)、墨汁対策についてご紹介しますね!
墨汁が顔についた時の落とし方を教えて
顔についた墨汁の濃さと量で対処方法が異なります。
墨汁がついた手で顔をこすってしまった程度の場合は、お風呂に入って、石鹸で軽く洗えばすぐ落ちます。
水で薄める前の墨汁の原液を塗りたくってしまった場合は(一体どういう状況でそうなるのやら)、私はお風呂で軽く水洗いしてから、普段私が使用しているクレンジングを使いました。
これでだいたい落ちます。
洗わずに放置してカチカチになった筆も、水よりお湯で洗うときれいに落ちますよね。
これは、墨汁の主成分が「カーボン(炭素)」だからです。
基本的にお湯で優しく洗えば、墨汁は強力な油性ペンではありませんから落ちます。
お子さんが顔だけでなく、服にも墨汁を付けてくる頻度が高くて面倒だという方は、落ちやすい墨汁を購入しましょう。
きっとママあるあるな体験談から開発された墨汁に違いない(笑)。
世の中便利になりましたね!
|
筆ペンのインクがついた時の落とし方も知りたい
筆ペンの墨の成分も、墨汁と基本的には変わりませんから、手や顔などの皮膚についたときはお湯でだいたい落ちますし、落ちない時は石鹸で洗えば大丈夫です。
それでも残る場合は、やはりクレンジングの出番ですね。
衣類についた時ですが、乾燥すると落ちにくくなるので、ついたと思ったらすぐにお湯で洗ってください。
洗剤を溶かしたお湯につけ置きし、汚れたところをもみ洗いします。
白いシャツであれば、強力な漂白剤を使用してもいいですが、色物の場合は注意です。
色物用の漂白剤を使うか、場合によっては、筆ペンがついた部分だけに垂らして洗うことをお勧めします。
前述のとおり、息子が小学生時代は白いワイシャツを漂白する日々でした…
墨汁だけでなく、カレーが給食で出る日などは必ず黄色いシミがついていましたし、ワイシャツを見るだけで、今日描いた絵には何色が多く使われたのかが分かってしまうというレベルでした(;´Д`)
漂白しすぎて、白が違う白になってきたような印象を受けるほどでした。
サイズなどが書かれたタグはとうの昔に真っ白になり読めない状態。
それもいい思い出なのでしょうかね^^;
墨汁の基本的な成分は、決して落ちにくいものではありませんが、防腐剤や安定剤といった化学成分だけでなく、いろんな合成樹脂も使われていて、そういった成分が、墨汁を落としにくくしているなかなか厄介なものです。
皮膚についた場合は、私の経験上はお湯、あるいはクレンジングで落ちました。
衣類は、落ちずに残ってしまったものもあります。
ついてから、すぐに洗濯できなかったものです。
息子のワイシャツがそうで、墨汁を付けて学校から帰ってきたころには、当然乾いてしまっていましたから…
それでも漂白剤はかなり頑張ってくれましたけどね。
しかし、なんといっても、最大の解決法は「墨汁をつけない」ということです。
小学生の男の子はふざけたい年頃なので、なかなか難しいかもしれませんが(^^;)
ちなみに、家で書初めをする時は、床や壁にも墨が飛ばないよう注意が必要です。
毎年、我が子も書き初めの宿題があって、どこで書かせるかを悩みましたが、最終的にはベランダで書かせました。
以前にリビングに新聞紙を敷いて書かせても、壁に墨を飛ばしたからです。。。
全面新聞紙で覆うより、外に出てもらった方が飛んだ墨も落としやすいので、後始末も楽でした。
墨汁が目に入ったらどうすべき?
万が一、目に墨汁が入ったのなら、まずは応急処置として、水で十分に目を洗ってください。
最低でも5分から10分は洗いましょう。
前述しましたが、墨汁の成分は「カーボン」です。
ですが、安定剤や防腐剤など、それ以外の有害な化学物質も少量ですが含まれています。
洗った後も、痛みやゴロゴロした感覚が残ることがあります。
目を傷つけている可能性もありますし、そうでなくても化学物質が目に入ったわけですから、目に入った墨汁液のボトルを持参して眼科を受診することをお勧めします。
ボトルごと持っていくと、パッケージに成分が記載されていますから、医師も判断しやすいですしね。
男子数名がふざけながら書道をしていれば、墨がパーンと飛んで目に入る…なんてことは想像にかたくありません。
息子の友達は、なぜか墨汁のケースを振って、蓋を開けた瞬間に、ぶちゅーと顔にかかったらしいです。
その時間は書道はせず、保健室で目を洗っていたとか。
先生も大変ですよね(;・∀・)
稀にですが、誤飲もあります。
息子のクラスでは、力試しだか根性試しだかの悪ふざけで、墨汁を飲んだ子がいました。
この場合、誤飲ではないですね。わざとですから…。
ともかく彼は今元気です。
そんなことをしたことすら覚えていないでしょう。
飲んだ量にもよりますが、決して身体にいいものではありませんから、少しでも体調がおかしいようであれば病院へ行く方が懸命でしょう。
その墨汁がかなり古いものである場合は、それ自体が腐っていることもあるので、腐敗したものを体内に入れたということで更なる経過観察が必要ですね。
墨汁の消費期限は大体5年が目安なんだとか。
男の子はたまに予想もできないような行動を取りますので、大人が気を付けてあげたいところですね。
まとめ
昔と違って、今の墨汁はかなり落ちやすくなっています。
特に小学校などで使う墨汁は、落ちやすいように、かつ安全性に配慮して出来ています。
日本人のこころ、書道。
ある程度汚れるのは仕方ないと考えて、親が出来る最大限の対策と、汚れてしまった時の洗濯の覚悟で乗り切りましょう。
今思えば、顔に罰ゲームのような墨をつけて帰ってきたころの息子が一番かわいかったですね。
無邪気に一生懸命書道を楽しんだのでしょう。
いや、遊んだのか…(笑)
お友達を汚さなかったかな、という心配は付きまといましたが、私はそういったクレームを受けたことはありません。
皆さんお互い様、だったのでしょうか。
「汚しちゃだめよ!」なんてガミガミ言わず、「はぁ…」とため息をつきながら洗濯するのも、子供が小さいうちだけのことです。
時に、ママ友と墨汁愚痴を肴にランチでも楽しみましょう(笑)
あなたも知らない役立つ情報を得られるかもしれません。
ママ達は賢いですからね!きっといろんな知恵袋を持っていますよ。