お正月は毎年福袋を楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。
福袋を購入するために行列に並ぶ人や、初詣帰りに買うのが習慣の人もいるでしょう。
福袋を買うのを楽しみにしている人がいる一方で、福袋は在庫処分だと言う人もいます。
福袋は損なのか得なのか、どっちなのでしょうか?
実は、福袋は福袋だけの商品や目玉商品もあるので、一概に在庫処分とは言えないのです。
福袋の買い方にはコツがあるので、ご紹介しましょう!
福袋は在庫処理の商品ばかりなの?
確かに、福袋は在庫処分からスタートしたと言う説もあり、以前のデパートなどではたくさんの福袋の中に、いくつかの”当たり”があり、それを選んだ人が福を得るという意味もありました。
そして、今でも在庫処分として福袋の販売を行っているところもあります。
ですが、最近は福袋だけでしか販売されない商品や目玉商品が入っているケースも増えてきました。
中身が見える福袋も増えましたね。
こちらは、福袋のために用意された商品が多く、単品では入手できないことも多いです。
私は以前、「赤ちゃん本舗」の中身が見える福袋を購入したことがあります。
ベビー服はサイズが合わないとどうにもならないですが、サイズも明確で、中身もわかるので便利でした。
しかも、福袋でしか購入できない商品ばかりでした。
サイズアウトしたら、バザーに出したり、お下がりとして譲ったので損はしませんでしたし、「買って良かったな」と思える福袋でしたよ^^
このように、福袋は今の時代一概に「損だ!」とは必ずしも言えなくなってきています。
福袋は売れ残りの詰め合わせとは限らない
お店側が考える売れ残りと、購入する側が考える売れ残りは違うでしょう。
お客側としては、人気がないから売れ残っていると考えますが、お店としては、数が半端になってしまったものや、売れ筋からちょっと外れたものも売れ残りと考えるでしょう。
そのお店を利用したことがない人が、試しに購入することもあるので、そのお店やブランドを知ってもらうひとつの機会と考えて、有料サンプルのような位置づけとして福袋を用意するお店もあります。
おかしなものを福袋に入れてしまったら、お客様が離れてしまうので、それを避けていると考えられます。
私は毎年「KALDI」でコーヒー豆の福袋を購入しています。
商品はいつも店頭で買えるもので、極端に賞味期限が短いなどはありませんでした。
中には、飲んだことのないコーヒー豆が入っていたことで新たな発見もあり、こちらも買って良かった福袋の一つです。
食品関係は極端に賞味期限が短いとトラブルのもとになってしまいます。
商品カテゴリーのハッキリした、信用の出来るお店で購入するのがポイントでしょう。
福袋は結局損なの?それとも得なの?
根本的に損か得かをどこで判断するかです。
購入金額 <<< 中身の金額
と考えるなら、ものすごくお得であるとは言い切れません。
ですが、購入金額より中身の金額の方が上回っていたとしても、使えない商品や好みでないものが入っていたら、得とは言えません。
趣味の合わない貴金属や高級腕時計、好みではない服などです。
以前は、服と食べ物と洗剤が一緒に入っているような福袋もあったようですが、最近はカテゴリーが統一されてきました。
例えば、パソコンとその周辺機器、カメラとメモリー、ゲームとソフトなどです。
服の場合も、男性用、女性用とサイズが明確になっています。
服の福袋の場合は、好きなショップの福袋を購入すると間違いがないでしょう。
自分の好きなテイストの服が入っていることが多いからです。
買ったことのないお店で福袋を購入するのは、お試し感覚な場合ならOKです。
「自分では買わないけれど、こういうのもアリだな」
とポジティブに考えられる人に向いていると言えますね。
靴やアクセサリー、時計はそんなにたくさんはいらないと考える人が多いのですが、服は何枚あってもいいので、服の方が買いやすいです。
ちなみにハズレの商品ばかりはいっていた福袋を「鬱袋」と言うのだとな。
もし、「鬱袋」に遭遇してしまった場合は、落ち込むんじゃなくて、「SNSのネタになる!」とポジティブに考えましょう。
そのあとで、ヤフオクやメルカリに出品すれば、尚良し!ですね。
まとめ
福袋は以前は在庫処分の意味合いが強かったのですが、最近は福袋だけで販売される商品が含まれていることも増えました。
福袋を金額だけで損か得かを考えるのではなく、使えるかどうかで損得を考えたほうがいいでしょう。
初めて福袋を購入する場合は、中身が見える福袋が良いでしょう。
中身が見えない福袋のお勧めは”いろんなものが入っている福袋”よりもカテゴリーが明確な福袋です。
例えば、ゲームとソフト、コーヒー豆、好きなショップの服などです。
いずれにしても福袋は、どんな物が当たってもポジティブに考えられる人に購入をお勧めします。