年末から年始にかけての時期は、何かと忙しいものですが、サラリーマンの年末年始の行事といえば、年末には「忘年会」、年始には「新年会」ですよね。
会社によっては、どちらかしか開催しないところもありますが、あなたの会社はどうでしょうか?
どちらもある場合、飲み会があまり好きではない人からすれば、短い期間の中で大きな飲み会が2回もあるというのは憂鬱に感じてしまうのではないでしょうか。
仲間内での飲み会ならまだしも、会社のイベントとなると上司への気遣いも必要になるので、部下の立場だと楽しむのも難しいですよね。
忘年会は参加したから、新年会は行きたくないとお悩みのあなたへ、どうすればよいかお教えしましょう。
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新年会と忘年会どっちが大事なの?
新年会と忘年会、どちらも参加することに越したことはないですが、優先するとしたらどちらを選ぶべきなのでしょうか。
「忘年会と新年会、どちらのほうを大切にしているか?」という社会人向けのアンケートでは、忘年会と答えた人が圧倒的に多いという結果となりました。
忘年会を重視する声には次のようなものがあります。
- 今年の仕事が終わったとすっきりした気分になれるから。
- 1年間仕事をやりきったという達成感があるから。
- 忘年会の方が盛り上がって楽しいから。
私は忘年会と新年会どちらもある会社で働いていますが、忘年会ではその年にあった出来事をネタにして盛り上がったり、仕事納めをして気持ちがすっきりしていることもあり、新年会に比べると忘年会の方がみんな生き生きしています^^
1年間頑張った自分へのご褒美ということで、忘年会には楽しいイメージをもつ人が多いのではないでしょうか。
次に少数派ではありますが、新年会を重視する声は次のようなものがあります。
- 1年の始まりで心機一転できるから。
- 新たな気持ちでまた頑張ろうという気持ちになるから。
- 忘年会の時期は忙しいが、新年会はゆっくり開催できるから。
新年会を重視する人には、1年の始まりを大切にしたいと思う人が多いようですね。
また、忘年会は日程の関係上、誰もが忙しくしている仕事納めの直前に開催することもあるので、落ち着いた時期にできる新年会の方が良いという意見もあります。
ただ、新年会は忘年会と違って、開催後に長期休みがなく、仕事漬けの日々が待っているというネガティブなイメージもあり、忘年会に比べると気が進まない人が多い傾向にあります(^^;)
会社の新年会に行きたくない…断り方はどうすればいい?
新年会に行きたくない場合は、早目に幹事へ断りの連絡を入れましょう。
ただし、会社の行事ですから、断る際にも気を遣う必要があります。
新年会を欠席する際の断り方のマナーや返信メールの例文をご紹介します。
新年会を欠席する際のマナーやポイント
・なるべく早く欠席することを幹事へ伝える
新年会の参加人数や規模によりますが、大体は早めに店を予約していますし、店を貸切りにしている場合もあります。
店を貸切りにしている場合は、貸切り可能な最低人数が設けられていることもあり、欠席者の数によっては、店を変えなければなりません。
欠席の連絡が遅れるほど、幹事への負担が増えてしまいますので、欠席すると決めたらすぐに伝えるようにしましょう。
・明確な欠席の理由を伝える
断る際には、相手が納得するような理由を伝えるようにしましょう。
理由なく断ってしまうと、「ただ行きたくないだけ」と認識される場合もあり、今後のあなたの立場にも影響しかねないので注意しましょう。
・欠席することへのお詫びの言葉を忘れない
欠席する旨だけ伝えるのではなく、「参加できず申し訳ない」という気持ちを必ず添えるようにしましょう。
建前でも「できることなら行きたかった」と伝わるようにするとなお良いでしょう。
新年会欠席のメール文例
幹事へ欠席を伝えるメールの例をご紹介します。
***
(幹事の氏名) 様
お疲れ様です。
(所属部署名)の(自分の氏名)です。
○月○日の新年会についてのご連絡ありがとうございました。
大変申し訳ございませんが、欠席でお願い致します。
本来であれば参加したいのですが、
あいにくこの日は以前から決まっていた予定があり、
どうしても調整することができませんでした。
次の機会にはぜひ参加させて頂きたいと思います。
何卒宜しくお願い致します。
(あなたの氏名)
***
実際の予定がなかったとしても、正直に言うと角が立ってしまうことがありますので、相手が納得できる理由でやんわりと断ることが大切です。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
新年会をドタキャンで回避するのはあり?
断りの方法として、一番言いやすいのが体調不良です。
ただし、体調不良を理由にする場合、どうしても当日のドタキャンという形になってしまいます。
当日のドタキャンは、幹事に大きな迷惑がかかるので避けるべきです。
前章で、欠席の場合は早めに伝えることがマナーであることをお伝えしました。
大抵の新年会は宴会プランで予約するものですが、開催日当日~3日前くらいからキャンセル料が発生する場合があります。
当日のキャンセルの場合は、店側も食材を用意してしまっているので、キャンセル料はほぼ100%かかるでしょう。
幹事の判断によっては、キャンセル料もしくは参加費を支払わなければなりませんので、ドタキャンは良い判断とは言えません。
もし、どうしても体調不良を理由にしてドタキャンする場合は、事前に「今日は体調がすぐれないので、場合によっては欠席するかもしれない」旨を幹事に伝えておきましょう。
事前に欠席する可能性があるとわかっていれば、あなたの参加は保留扱いになり、幹事の負担も大きくはないでしょう。
ただし、必ず当日の早い段階で、出欠の連絡を入れるようにしてくださいね。
まとめ
新年会に参加したくないと思う人は意外といますし、ハラスメント対策として飲み会への参加を強制する会社も減っています。
無理に参加する必要は決してありませんが、断る際には相手を不快にさせないように配慮する必要があります。
社員同士の良好な関係を継続するためにも、上手に断る返答をしましょう。