高校を卒業すると、途端に増えてくる飲み会のお誘い。
初めのうちは参加してたけど、毎週・毎月のようにあるとお金に余裕がなくなってきたり、特に年末は出費が重なって、忘年会の会費まで手が回らなかったり…orz
でも、飲み会ってどう断ればいいのだろう、なんて思ったことはありませんか?
私は元が上手く断れない性格なので、無理してでも出席することばかりでした。
無理して出る飲み会って本当に楽しくないんです…^^;
かといって断る理由も「お金がないから」なんて恥ずかしいし、何より失礼なんじゃない?と悩んだり。
でも、お金がないのは事実だし…
そんな方のために、今回はお金がないときの忘年会や飲み会の断り方についてお話ししようと思います!
忘年会をお金がないから欠席するのはあり?
結論から言えば、「金欠」は忘年会を断る立派な理由であると言えます。
奨学金などの返済や車のローンに追われていたり、家にお金を入れなくてはいけなかったり…人によって事情は様々ですし、赤の他人がとやかく言えることではないんです。
ただ、それだけデリケートな理由だからこそ、断られた側はそれ以上何も言えなくなってしまいます。
そもそもお金がないからと断るときに所持金が0円だってこと、ありますか?
そこまで切羽詰まった状況ってそうそうないですよね。
つまり、お金がないから…と断ると「その飲み会にお金を出したくないから」と解釈されてしまう可能性があります。
それって誘ってくれた相手に対して、とっても失礼だと思いませんか?
相手側も次回から誘いにくくなってしまいます。
二度と誘わないでほしいという人はそれでもいいかもしれませんが、今月だけはどうしても行けない!という人は、金欠であることを理由にするのはオススメしません。
でも無理して行くと、後々自分が苦しいのは事実だし…
では、どうすれば相手に嫌な思いをさせずに断ることが出来るのでしょうか。
そんな時は、それが事実だからといって全て正直に話す必要はありません。
真実は時に相手を傷つけることもあることを知りましょう。
例えば「その日は実家に帰らないといけなくて…」や「〇日は××があるので行けません」等、用事があると言ってしまえば角が立つことはありません。
ただし、友達と約束があるなどと言ってしまいますと、詮索されることがあるので、それを理由にして断る時は注意が必要です。
あまり理由が具体的すぎると、かえって不自然な感じになることがあるので、詮索されても、サラッと流すようにしましょう。
忘年会の欠席理由をお金にする時は伝え方に注意
嘘をつくのは嫌だ、嘘をつけない性格だという人もいますよね。
もちろん、正直に断るのが相手に対して一番誠実ですし、自分も嘘をついたと罪悪感を覚えることもありません。
嘘をついて断った場合、それが相手にばれてしまったとき一気に信頼を失う可能性だってありますしね。
しかし、1章でも述べたように、お金の問題はとてもデリケートです。
それを理由にすると、相手はそれ以上何もつっこめなくなってしまいますので、正直に金欠のことを話すのであれば、相手を気遣い丁寧に断ることを心掛けましょう。
では、具体的にどのような伝え方をすればいいか、見ていきましょう。
1.本当は行きたいことを伝える
「本当は行きたいのですが、今月は出費が重なってしまって…」
「今回は金銭的に厳しいので遠慮しておきます。次回は是非、参加させてください。」
など、行きたいけど難しい状況であることを伝えたり、次回は行きたいと伝えたりすれば、相手も仕方ないかと思えますし、不快な気持ちになることも少ないかと思います。
先のスケジュールが分かっている場合は、「次回は〇日なら行けます!」と具体的な日にちを伝えておくのも良いでしょう。
2.ジョークに言い換えて笑い話にする
ある程度の冗談が言い合える相手なら、笑い話にしてしまうのも有効な手段です。
「娘に高いクリスマスプレゼントをねだられちゃって、うっかり金欠なんだ」
「母親(嫁)にお小遣い減らされちゃって厳しいんだ」
など、相手もふふっとなるようなジョークを交えれば自分も断りやすいですよね。
お金がないと伝えるのは恥ずかしい、という人も、こういう楽しい伝え方だと引け目を感じにくいのではないでしょうか。
3.代替案を出してみる
まだ日にちやお店が確定していない場合は「給料日の後なら行けます!」と日にちを提案してみたり、低予算で楽しめるお店を提案してみるのはどうでしょう。
相手も出費を抑えることにも繋がりますし、お互い良いことしかありません。
チェーン店の飲み放題付のコースなどにすれば、結構予算を抑えられるはずです。
ただ、安い店は嫌いだという人もいますので、提案するお店はよく吟味しましょう。
飲み会はお金がもったいないというのが本音の時は…
ここまで、今回だけ断りたい人や次回は参加したい人に向けてお話してきましたが、そもそも飲み会のために相手もお金を使いたくない人はどうやって断ればいいのでしょう。
毎回 有益な情報が手に入るわけではないし、ダラダラと頻繁に開催される飲み会だと行く気もなくなりますよね。
その度に用事があるというのも不自然だし、断り方を考えるのも面倒臭い…
ここからは、もう二度と誘われないような断り方を見ていきましょう!
1.医者に止められていると話す
若い人や健康な人は使いづらいですが、病気だという人に飲み会を強要する人は少ないです。
飲んでいる薬があって、医者からアルコールを禁止されていると話せば、お酒の席に誘われることはなくなるでしょう。
しかし、「何の病気なの?」「何で薬を飲んでいるの?」と聞かれることもあるので、その理由まで考えておいたほうがいいでしょう。
2.アルコールアレルギーであると話す
上記、ドクターストップネタが使えない若い人などは、アレルギー体質であるという話も有効です。
私は本当のアルコールアレルギー(消毒も不可)ですが、昔は「そんなアレルギーあるか!」となかなか理解を得られず不快な思いをしたものですが、最近ではアルコールアレルギーの認知も広まり、この一言でお酒をすすめてくる人はいません。
ただ、これを理由にすると、「料理に入ってるお酒もダメなの?」とほぼ必ず聞かれます。
そんな時は、「料理は火でアルコール分がほとんど飛ぶので、大丈夫です」と伝えておきましょう。
実際、私は料理に使われる分には大丈夫なので。
あとは、まぁ、社内の健康診断などで、アルコール綿を使われているところを見られないようにしましょう(笑)
3.普段からお金がないとアピールしておく
「奨学金の返済があって毎月苦しいんです」
「生活が苦しくて、休日に遊ぶ余裕もないんです」
など、普段からお金に困っていると話しておけば、誘われることも少なくなります。
ただ、周りから変な噂を立てられたり、持ち物や服装にもお金をかけられなくなるなど、デメリットも多いことを覚えておきましょう。
4.仕事とプライベートは分けていると話す
就業時間外にわざわざ職場の人間と関わりたくないとアピールしておくこともできますが、普段からそう豪語している人間と仲良くしたくはないですよね。
コミュニケーション能力も低いと思わせる要因でもあるので、今後の職場環境に響くことも覚悟しておきましょう。
飲み会にお金を使うくらいなら趣味に回したいという人や、貯金に回したいという人も少なくないですよね。
最近では飲み会のない職場も増えてはきましたが、まだまだ多くの職場ではコミュニケーションの一環であるとされています。
目上の人の誘いを断るのはやはり失礼ですし、上司から有益な情報を聞けたり、次の仕事に繋がるようなヒントが得られることもあるので、必ずしも自分優先が最良とは限りません。
時には仕事の一環だと割り切ることも必要ですし、仕事を円滑に進めるための必要な経費だと考えてみてはどうでしょうか。
まとめ
お金を稼ぐための場で出費が増えるなんて…
そう思う人も少なくないと思います。
私は人付き合いが得意じゃなかったので、飲み会中も終始、早く帰りたいと思っていました(笑)
日本は特に飲み会文化が根強いので、事あるごとに接待させられたり、幹事を押し付けられたり。
決して断ることは悪くありませんが、今後の付き合いも含めて参加不参加や断り方を考えましょう。
飲み会で、普段は怖い上司のおちゃめな場面が見れたり、あまり話さない同僚と仲が深まったりするかもしれませんよ。