12月に入った途端、街はクリスマス一色になり、それが終わると一気に年末モード!
年の終わりはバタバタしますよね。
やることが多くて年明け前に疲れ果てた…なんて方もいるのではないでしょうか。
でも、妊娠中だとそうはいきません。
遠出が難しかったり、人混みに行けなかったり、臨月で生まれても大丈夫だけど年末年始は避けたいし…
「いろんな制限が多いから、結局やることがなくて暇になった…」
「妊娠中の年末年始ってどう過ごしたらいいの?!」
そんな方のために今回は妊娠中の年末年始についてお話していきます!
何かと誘惑の多い時期でもある年末年始。
体重増加にも要注意ですよ!
Contents
臨月を年末年始に迎える妊婦さんはどう過ごす?
3人の子供がいる先輩ママとして、年末年始の過ごし方を順番に紹介して参ります!
時間をかけて掃除をする
暇だし何かしたいけど、妊娠中…とくにお腹が大きくなっている臨月は、少し動いただけで息切れしちゃいますよね。
でもじっとしてられない!という人には、座ったまま出来るような掃除がオススメ。
衣装ケースや日用品の整理、服の断捨離など、時間をかけて出来る掃除はあっという間に時間が過ぎていきます。
ただ、四つん這いの体勢や重いものを持つことは、お腹の張りや陣痛に繋がる可能性があるので、絶対にやめましょう。
映画やゲーム、読書
まったり過ごせる年末年始は、きっと今年が最後です。
観たい映画や読みたい本、やりたかったゲームにとことん時間を使うのも、立派な過ごし方!
子どもが産まれたらミルクや夜泣きの対応で、どんなに良いところであっても中断せざるを得ません。
時間のあるうちにやりたいことを消化しておきましょう。
人混みを避けて初詣
初詣も子どもが産まれると、なかなか行きづらくなってしまいます。
寒いし、神社はまだまだ階段のところが多いのでベビーカーも難しいですよね。
なので、産まれてくる前にお参りを済ませておくのもいいかもしれません。
しかし年末年始はインフルエンザや風邪の時期。
妊婦さんがかかってしまうと大変なので、人気の神社は避け、出来るだけ近所にある神社やお寺へお参りしましょう。
日にちに関しても、今は「いつまでに初詣をしなきゃいけない」という決まりはないので、参拝客がまばらになってからのお参りをオススメします!
何もせずにゆったり過ごす
「何もする気が起きない」という方もいると思います。
まさに私はこのタイプで、妊娠中は何もせずに寝てばかりでした(笑)
特に動きたくないなら、無理して動く必要もありません。
出産後は動きたくなくても動かなきゃいけない状況になるので、今のうちに充分ダラダラしましょう!
でも年明けの検診で、ダラダラしすぎて体重が増えすぎてる…!なんてこともあり得ますので、食べ物には注意してくださいね。
臨月の場合、年末年始の帰省は避けるべき?
年越しや新年の挨拶をしに、実家へ帰省する人もいると思います。
しかし、今年は妊娠中。
同じ県内、病院にすぐかかれる距離に実家がある場合は大丈夫ですが、長距離の移動は止めておきましょう。
渋滞中に体調を崩す可能性があるのはもちろん、長時間の移動や乗り物の揺れはお腹の張りに繋がるからです。
私の母が妹を妊娠中、出産に備えて姉と私を預けるため、片道2時間かけて隣の県にある実家に帰省しました。
もちろん運転は父がしていましたし、こまめにサービスエリアに寄って休憩もしていたのですが…
さすがに疲れたから一泊して帰ろうと布団に入った母はそこで破水。
急いで姉を里帰り出産したときの産婦人科に連絡し、そのまま出産になりました。
幸いなことに母子ともに元気で後遺症もありませんでしたが、34週だったので早産でしたし、検診を受けていない病院で分娩を受け入れてもらえたのは、本当に運がよかったのだと思います。
もしこれが年末年始に起こったとしたら、人手不足を理由に断られる可能性もあります。
それでも、どうしても帰省したい!という人は産婦人科の先生に相談してからにしましょう。
出産はいつ何が起こるか分かりません。
もしものときにかかる病院の目星をつけておいたり、母子手帳を肌身離さず持ち歩いたり、万全の状態での帰省にしましょうね。
一方で、実家はともかく、義実家への帰省は気を使いますよね。
どれだけ関係が良好だとしても、寝そべってくつろぐなんて出来ない…という人の方が多いのではないでしょうか。
「お姑さんも気を使ってくれたけど、その分こっちも気を使った」
「ストレスの自覚はなかったけど、ひどい便秘になった」
など、義実家への帰省で大変な思いをした人も。
妊娠中はただでさえストレスを感じやすくなっています。
今回は旦那さんだけ帰省してもらったり、「医者から年末年始は家にいてほしいと言われている」などの嘘をうまく使って回避するのも一つの手です。
年末年始あたりから里帰り出産を予定している人や、産まれるまで義実家へ行けない人は、新年のあいさつをどうするか旦那さんとよく話し合っておきましょう。
臨月の妊婦さんは年末年始の体重増加に注意して!
年末年始は誘惑がいっぱいです!
年末前、最後の検診で助産師さんから何度も言われたのは「正月太りには気をつけてね」でした(^^;)
「つわりで減った分、妊娠中に増えていい体重にはまだ余裕があるし…」
「年末年始で我慢しなくてもいいように、体重管理を頑張った!」
なんて思っている人いませんか?
実はこれ、大きな間違いなんです。
確かに妊娠中に増えてもいい体重の上限はありますが、これはあくまでも妊娠期間全体でのお話。
短期間で体重が一気に増えると妊娠高血圧症候群などのリスクが高まります。
母体が肥満になると、産道が狭くなって難産になったり、最悪の場合、死産や赤ちゃんの脳や脊椎に障害が起こることも。
特に臨月は空気を吸っただけで体重が増えると言われているほど、むくみやすく、体重も増加しやすい時期です。
誘惑に負けっぱなしにならないよう、自分でセーブしていきたいですね。
最悪の事態を避けるためにも、今日から気を付けられる『体重が増えすぎない食べ方』をご紹介します!
まずは野菜から
白米やおかずを食べる前に、サラダなどの野菜から食べましょう。
食物繊維を多く含むため噛む回数が増え、唾液も多く分泌してくれます。
たくさん噛むことで満腹中枢が刺激されますし、消化されやすくなり、血糖値の上昇も抑えてくれます。
手軽に始められますし、いいこと尽くしですよね!
ランチプレートにする
ランチプレートというのは、よくカフェで出てくるワンプレートランチに使われている仕切りのあるお皿のこと。
分かりやすく言えばお子様ランチのお皿ですね!
ダイエットでもよく使われているのですが、主食・メイン・副菜を一つにまとめて盛る方法です。
それぞれ別のお皿に盛るより量は減りますし、食べ過ぎ防止には効果的。
見た目もオシャレですし、何より洗い物が減るというメリット付きなんです!
ランチプレートは100円ショップにも置いてあるので、すぐ手に入りますよ。
一回の食事の量を減らして回数を増やす
お腹が大きくなると胃が圧迫されて、少しの量ですぐお腹いっぱいになりますよね。
でもその分、お腹が減るも早いのでついつい間食してしまう…なんてことありませんか?
私はまさにこのタイプで、常に何かを食べていました(;´・ω・)
用意したご飯を食べきれずに間食してしまうなら、いっそのこと一食の量を減らして回数を増やす!
今まで1人前を3回食べていたなら、半人前を5~6回…というように分けると、無駄なカロリーを摂取することはなくなりますし、一食の量を減らすことで、食後の血糖値の上昇を抑える効果もあります。
少しの工夫で、体重の増加は抑えられます。
ぜひ、年末年始は今挙げたアドバイスを参考にしてみて下さいね。
まとめ
出産前の年末年始くらいは帰省してゆっくりしたいという人も多いと思います。
ですが、妊娠・出産はいつ何が起こるか分かりません。
母子ともに健康でお産を終えられるように、しっかりと自分に合った準備・対策をした上で年末年始を迎えましょう。
とは言え、赤ちゃんがいない最後の年越しです。
慌ただしくなるであろう来年に向けて、しっかりと楽しみ、休んでくださいね^^